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ジェンダー・ギャップ革命

第6章 異性愛者差別



「私達のどちらかを選ばせるなんて、源口さんが困るわ」

「だって初体験だよ。腕まで縛って……意見くらい聞いてあげないと」

「それは同感。だから、私達で前と後ろの一ヶ所ずつ、犯せば解決すると思うの」

「前と……後ろ?」


 源口の顔に不安が差した。

 それには構わず、英真が彼女に二度目のキスを押しつけて、しづやが彼女の脚と脚の間の割れ目をいじり始めると、佐々木や椿ら周辺で遊んでいた面々が集まってきた。淫らごととは無縁だった女が純潔を手放す一部終始は、彼女達の求める刺戟に該当するらしかった。


「ああっッ……あああっ、ゃッぁ……」

「力、抜いて。力んだってどうせ挿れるんだし、同じだよ」

「そうだよ、源口さん。少しくらい痛いものなんだから、ほら、脚は押さえててあげる」

「ひッ……ぅっ、く……」


くちゅくちゅ。ジュクッ、ピチョ……ずぶぅ……ッ。



「あああああッッ……」



 ガクンガクンッ、と全身を揺り動かして髪を振り乱す源口の膝を開けて押さえつけながら、英真は彼女の性器がしづやの指の付け根まで飲み込んだのを確認した。

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