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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第18章 このノルマは外せないよね!

俺は生まれてまだ21年だけどさ、こんなにも人を愛おしく、大事に想った事なんて初めてだよ。
大好きだし、誰にも貸してもあげたくないくらい大切だし、心の底から愛してる。

だからひなに対しては、やたら過剰に敏感になっちゃうんだろうな。


俺はひなと、俺たちの子供を絶対守るんだから。



「慎吾くん〜っっ」

「ひな、どうしたの!?
そんなにツラい?」

ベッドから上体を起こしたひなは、そのまま俺の首に手を回して抱きついてきた。目頭には涙を滲ませ、抱きしめる腕には力がこもっている。

そんなひなの頭を、俺は優しく撫でてあげた。


「違うよぉ!
そんなに大事に想ってもらえて、嬉しいのぉ!」

「ひなってばぁ。
そんなの当たり前じゃんっ」


少しの間、俺にしがみついてたひなだけど、こんな時間に家にいた理由を話してくれた。

どうやら、今日からひなの勤務時間が変わったらしく、それは上司と相談して決めた事らしい。
なるほど、妊婦さんになった事を配慮してくれてるからなんだろうね。


「だから、今日からもっと慎吾くんと一緒にいられる時間が増えたんだよっ」

「ホント!?」

でもそれを喜んだのは、俺の方だったりしてね!

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