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「どうしたの！？
具合悪くて帰ってきたとか？
病院はちゃんと行ったの！？」

「え？ え？」

ひなは妊婦さんなんだ。
仕事中に気分が悪くなって、それで帰ってきたに違いないよねっ
だとしたら、大変だ！


「とにかく、ちゃんと身体休ませなきゃダメだよ！
ほら、おいで」

「えっ、ひゃあっ//」


すぐにひなを抱えると、ベッドへと寝かせた。
身体も冷えないように、布団もかける。
えーっと、あと何をしてあげたら…


「あああのっ、慎吾くん！？」

「ひな、無理しちゃダメだよ！
具合悪くなったんなら、すぐ俺に電話して！
近くてもちゃんと俺が迎えに行くんだから、ひとりで歩いちゃ危ないよっ」


「ああのね、慎―――」

「…無理してお腹の赤ちゃんやひなの身体に何かあったら、俺絶対いやだからね」

「――吾くん……」