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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第13章 こんな慎吾くん、初めてだよぉ!

一緒にリビングに着くと、私は今朝買っておいた妊娠検査薬を取り出した。

先月の生理を記録していなかったから、まだ検査するには早いかもしれないと思って使わなかったんだ。

でも早かったなら、また買って検査し直したらいいもんね。


「ひな、それ…」

「ちょっと、待っててね。
すぐしてくるから」


箱の中の検査薬を持つと、私はトイレに入った。

キャップを外して、先端におしっこをかけたら、またキャップをはめてトイレから出る。



「ひなっ」

リビングで待つ慎吾くんの側に座ると、検査薬をテーブルに置いて判定窓を見た。

「………っ」


じわじわと窓の中が、染みてきてるのがわかる。

1つ目の窓と、2つ目の窓。

今朝、穴が開きそうなくらい読んだ説明書には1分経ったらって書いてあったけど、それよりも早く浮び上がったふたつのライン。


「ひな、これって!?」

「ゃ――――――」


終了ラインと同じくらいくっきりと浮び上った、陽性ライン。
それはつまり…


「やった…!
やったよ慎吾くん!!
赤ちゃん、デキてるーっ!!」

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