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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第13章 こんな慎吾くん、初めてだよぉ!

「ひな、俺って頼りない?
ずっと頼りになるあの人のもとで仕事してきて、それで店長になれたなら、やっぱ嬉しいよね」

「やっ、違うの!
待って慎吾くん」

「でもひなが店長になっちゃったら、子供を産んで育てたりは難しいよね。
俺、ひなの気持ち考えないで一人で勝手に…」

「んもぉ!
慎吾くんっ!!」


私は慎吾くんの腕を振り解くと、振り返ってその唇を塞ぐようにキスをした。

身長差があるから思い切り慎吾くんにしがみついて、背伸びして。

玄関で下半身晒したままなのがヒドく滑稽だけど、でも今だけはそうしなきゃって思ったの。


「ん……ひなぁ…」

「慎吾くんは頼りなくないし、一人で勝手な事もしてないよぉ!
赤ちゃんは、ちゃんとふたりで話して決めた事だもん!」

「でもひな、店長になるんでしょ?」

「あれはっ、うちの店長が勝手に言い出しただけで、私はそんなつもりはないんだよっ
ただ私の仕事を評価してくれて、それであんな風に言ってただけでっ」

「じゃあ、ひなは…」

「……あのね、まだ確定したわけじゃないから言ってないんだけどね――――」

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