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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第13章 こんな慎吾くん、初めてだよぉ!

「……もしかして慎吾くん、あの時近くにいたの?」


確か久保店長からあの話を聞いた時は、スタッフ用の通用口を出た外だった。

そこはスタッフしか入れない場所だけど、夜なのもあって静かだから、すぐ側にいなくても声が響いて聞こえたんだと思う。


「昨夜帰って来た時、ひな不穏な顔してたから気になっててさ。
さっき俺、迎えに行ってたんだ」

「ええっ」

「だけどひな、一緒にいた人と向こうの方に行っちゃったから…」


まさか慎吾くんが私の迎えに来てたなんて全然気付かなかった。だから久保店長の気遣いに、私も遠慮なく車で送ってもらったんだけど…。
それを慎吾くんは見てたなんて…っ


「慎吾くん、ごめんねっ
まさか迎えに来てくれてたなんて思わなかったの!」

「大丈夫だよ。
俺、言わなかったからさ」

「あ、で、あの人はうちの店長でねっ
ええと、変なお客さんに絡まれないようにって、気を遣って車で送ってくれてね…っ」

「頼りになる人だって、昨日も言ってたもんね」

「あ、いや、その…っ」


えっ!? えっ!?
ナニコレナニコレ!

間違いじゃないけど、何か違うよぉ!

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