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カッコ悪い俺ら

第4章 その後の…行動



「―――――…颯太…大丈夫――――…な、訳無いか…」





「―――――…だな…大丈夫じゃねーな……


俺…高校卒業したら……“佐々木”じゃなくなってるだろ~し…


進学…無理だろうし――――――――――――…」






また……声が――――――――――――…小さくなった…





背中を見つめる俺は――――…颯太が震えている様に見えた――――…







「――――――…不安…だな――――…」





「不安――――…だよ…」





颯太は…絞り出すように……また、呟く――――…


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