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カッコ悪い俺ら

第2章 気がつけば…


「―――――あ、俺の分は?」



一気に飲み干した颯太は、缶をゴミ箱にシュッ――――と、投げた……


が、



缶は軌道をそれ――――…



ゴミ箱とは程遠い花壇に向かって飛んでいった――――…






「そう言うの…ノーコンって言うの――――知ってる?颯太君?」




「////知ってるって……ニヤつくな…腹立つ」



颯太は、花壇まで小走りで缶を拾いに行き――――…今度は、投げずに直接捨てた――――…



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