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あさいらむーんのひとりごと

第56章 2025年7月

2025.07.24.
「オジー・オズボーン急逝」

ヘヴィメタル、ヘヴィロックの重鎮、オジーが亡くなった

つい2週間前に豪華なコンサートをしたばかりだったのに

オジー・オズボーンはイギリス・バーミンガム出身のロックバンド“ブラック・サバス”の初代ヴォーカリストとして活躍した人だ


ボクが洋楽を聴き始めたころ、すでにオジーはブラック・サバスを解雇されソロアーティストとして活躍していた

最初にオジーを聴いたのはレンタル屋で借りたブラック・サバスのベスト盤

おどろおどろしいホラー映画のようなイントロから始まる“黒い安息日/ブラック・サバス”は今も聴く名曲だ

当時のバンド名“アース”として地元でライブをしていたバンドは“みんなを怖がらせよるような曲が出来たぞ”とこの曲を書き上げた

バンドは曲のコンセプトだけでなく、この雰囲気をバンドそのもののコンセプトにすることにする

バンド名もその曲のタイトルに変更する


それぐらいバンドはこの曲に惚れ込んだのだろう

今聴いてもこの曲はオカルトっぽい雰囲気満載だ

楽曲もそうだし、オジーの声の質も
まるで呪文を詠唱しているかのような雰囲気

それまでロックンロールが主流だった時代にこのバンドが生まれたのが不思議だ

ブラック・サバスは今ではヘヴィメタルの始祖、ヘヴィロックの始祖と呼ばれる


ヘヴィメタルの始祖はいくつかあって、楽曲ではレッド・ツェッペリン

暗黒、邪悪の雰囲気はブラック・サバス

それらを融合させ激しく仕上げ、レザージャケットにバイカーのイメージを確立させたのがジューダス・プリースト

この3つのバンドは紛れもなくメタル黎明期の始祖だ

ブームはこのあとにやってくる

ドラッグの問題を抱えていたオジーは何度かの脱退をしてから、正式にバンドからクビになる


ソロアーティストになったオジーはアメリカで若手のギタリストたちの登竜門として門戸を開いた

ソロ初期の2枚は明快なロックアルバル

あと個人的に大好きだったのが“ノー・モア・ティアーズ”という楽曲

スローバラードだが“黒い安息日”のようなオカルト的なパワーチューン
ボクはこの曲がオジー史上最強の一曲だと思う

今もスマホにダウンロードしてある

様々な病気を抱えながら常に現役だったオジーはほぼ現役状態のままこの世を去ってしまった

かっこよすぎ

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