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狂った学園

第1章 赤札

その瞬間、先輩達が声を上げながら抱き合って喜んだ

(何? 赤札がどうかしたのかな?)

学長がニヤニヤ笑いながら私を見ていた。

「じゃあ、三年生のは白札だね、三年生は戻っていいよ、放送委員に伝えるのを忘れないでね?」

そう言うと先輩達は最初とは別に喜びの表情で出ていった。

「姫崎さん、これから一年間、男子達の性欲の処理を任せたよ」

(え?……性欲……処理?)

「そろそろかな?」

学長は部屋の中にあるテレビをつけた。

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