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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 143 最後の夜(5)

 うわぁ、柔らかい…

 昔感じる触り方を丁寧に教わった、このオッパイへの愛撫の仕方…

 どうですか?…

 どうですか?、美冴さん…

「あ、あぁぁ…」
 すると彼女は更に身悶えまでしてきたのである。
 そしてどうやら十分に感じてくれて、喘ぎ声が抑え切れないようであったのだ。

 ああ、美冴さんが感じている…

 感じてくれている…

 ああ、堪らない…

 僕も…

 僕は…


「あぁぁ…」
 すると美冴さんは感慨深い感じの目を僕に向け、喘ぎを漏らしてきたのだ。

 ああそうだ、きっと美冴さんだって五年前のあの頃を意識しているんだ…
 彼女の目を見て、そう確信した。

『わたしだって、ヤラないと終われないのよ…』
 さっきの美冴さんの言葉が真っ白にテンパっている僕の脳裏に想い浮かび、ぐるぐると巡り出してくる。

 そうだ、そうだよ、そう言ってくれたんだ、大丈夫…

 大丈夫だから、行け、和哉…

 そう必死に自分自身を鼓舞する。
 そして五年間という二人の間に昨夜感じた高い壁、深い溝を一気に飛び越え、埋めていく。


「は…ふうぅ…」
 すると美冴さんはそんな吐息とも、喘ぎともいえない声を漏らし、見つめてきたのだ。

 ドキドキドキドキ…

 ズキズキズキズキ…

 ギンギンギン…

 僕はそんな美冴さんの濡れた瞳に見つめられ、すっかり胸が高鳴り、心が昂ぶり、チンポの疼きがギンギンと増してきていた。

 ああ、この疼き、このギンギンさ…

 五年振り、いや、あの五年前を思い出す…

 まさか本当に、美冴さんと再会できて、そして抱けるなんて…

 美冴さんとヤれるなんて… 

 夢の様だぁ…

 いや違う、最近は完全に諦めていて夢にも見なかった事であったのだ。

 僕はそう心から昂ぶり、感動し、感激してしまっていたのである。

 そして、意識が完全にあの五年前へと翔んでいく…

 
「み、みさえさん…」 

「ああ、かずやぁ…」

 僕達はお互いに見つめ合い、まるで心をシンクロさせたかの様に名前を呟き合っていく。


 そしてチンポは更に、ますます、ギンギンに昂ぶり、疼きを増してきていた…





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