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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 142 最後の夜(4)

「あ…んん…」
 僕は、美冴さんをテラスから抱き抱えるように抱き締めながら奥のベッドルームへと導き、そしてベッドの上に倒していった。
 すると彼女は小さく声を漏らす。

 大丈夫だ、拒否ではない…

『わたしとヤリたいんでしょう?…』

『最後にヤラせてあげるわ…』
 と、確かに美冴さんはそう言ってはくれたのだが、とにかく五年振りなのである、僕は内心少しビビってしまい、一応の彼女の反応を伺ったのだ。

 大丈夫だ…
 そう思った瞬間であった。

 ドキドキドキドキ…

 ウズウズウズウズ…

 僕は一気に心が震え、昂ぶってしまったのである。

 とにかく五年振りなのだ…

 ある意味、今夜、この瞬間の為の五年間であった…と、いえるのである。

 そしてこの予想もしなかった美冴さんの浴衣姿の艶気、本当の大人の女の艶気である、頭の中が一気に真っ白になっていく。

 ドキドキドキドキ…

 ウズウズウズウズ…

 み、美冴さんっ、堪らないやっ…

 僕はそんな美冴さんの浴衣姿に感嘆の想いを昂ぶらせながら、ピンと糊の効いた浴衣の胸元の合わせ目の隙間に右手を差し入れていく。

「んん…」

 うわぁ、五年振りの美冴さんのオッパイだぁ…

 そう、美冴さんの何処を触れても、体感しても、全てが五年振りなのであるが、僕はその自らの一挙手一投足にいちいち感動してしまっていたのである。

 そして特にあの五年前の最後の、あのホテルのドアを閉めた瞬間からの約2週間位の間に苦悩した美冴さんの意味不明な突然の失踪による自身の心の苦しみが蘇ってきてしまい、その苦しみから解放された今、この時を実感でき、余計に感動をしてしまっていた。

 そう僕は、あれから今までの五年間の心の苦悶、苦悩、そして悶々とした悩みからの解放を実感でき、心の奥から込み上げてきていたのだ。

 ああ、堪らない…

 ああ、美冴さん…

 抱き締めているこの美冴さんのカラダの感触、肉感、何をどう取っても感動しか湧いてこないのである。

 そんな感動に浸りながら、僕は夢中になって美冴さんのオッパイに触れていく…
 そして右手の指先で乳首を弄る、すると美冴さんはビクンと小さく震え、喘ぎを漏らしてきたのだ。

 昔感じる触り方を丁寧に教わった、このオッパイへの愛撫の仕方…

 どうですか?…





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