
シャイニーストッキング
第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2
133 繫がる想い
「も、もちろんっ、美冴さんとヤリたいですっ
ヤリたいに決まってます…
ヤラないと…
本当は…本当は、終われないんです」
僕は一気にそう言葉を吐いた。
今度は僕自身の慟哭である…
「昨夜は…格好付けていました…
本当は…本当は、未練ダラダラで、グチャグチャなんです…」
もう隠す、格好付ける必要はない、本音を言わねば逆に美冴さんに失礼である。
「そうだよね…
五年間もわたしを追い続けてくれて、捜してくれていたんだものね…」
「は、はい…」
その言葉に頷いた。
「最後に、もう一度ヤリたいわよね…」
「はい、最後にもう一度ヤリたいです、ヤラないと終われないです…」
本音である…
「うん…分かったわ、ううん、分かってるから…」
美冴さんの目が優しい目に変わっていた。
ああ、あの頃の美冴さんの目だ…
「ごめんね…
本当は最初から分かっていたのよ…」
当たり前よね…
そう呟いてきた。
そして僕達は、どちらからともなくキスを求めていく…
ああ…
そのキスに心が震えてしまう。
そしてお互いの想いが一つに繫がったのだ…
「ホテル取ったから…」
そして唇を離し、美冴さんがそう言ってきた。
「えっ、ホテルって…」
「うん、実はさっきトイレのフリをしてホテル捜して予約したの…」
「えっ…」
僕は感激してしまう。
「一緒に明日の夜明けの、朝日を見ましょうよ…
そして、本当にこの五年間という和哉の時間を…
ううん、わたしの時間と一緒に終わりにしましょうよ…」
「あ、はい…」
僕はその美冴さんの言葉に感動し、感激をしてしまう。
心が震える想いであった…
だが…
感激をしていたのだが、少し、情けない想いも湧いてきていたのである。
それは…
何から何まで美冴さんがしてくれた…
本当は、男である僕がしなくちゃいけない筈なのに…
本当は、僕が…
もしかしたら嫌われる、かもなんてビビッてばかりいるからダメなんだ…
「いいのよ…」
「えっ」
僕がそう自虐気味に思っていると、まるで美冴さんに伝わったかの様に、そう言ってきたのである。
「いいのよ…
とりあえず、ホテルに行きましょうよ…」
そして僕達はホテルへと向かう…
「も、もちろんっ、美冴さんとヤリたいですっ
ヤリたいに決まってます…
ヤラないと…
本当は…本当は、終われないんです」
僕は一気にそう言葉を吐いた。
今度は僕自身の慟哭である…
「昨夜は…格好付けていました…
本当は…本当は、未練ダラダラで、グチャグチャなんです…」
もう隠す、格好付ける必要はない、本音を言わねば逆に美冴さんに失礼である。
「そうだよね…
五年間もわたしを追い続けてくれて、捜してくれていたんだものね…」
「は、はい…」
その言葉に頷いた。
「最後に、もう一度ヤリたいわよね…」
「はい、最後にもう一度ヤリたいです、ヤラないと終われないです…」
本音である…
「うん…分かったわ、ううん、分かってるから…」
美冴さんの目が優しい目に変わっていた。
ああ、あの頃の美冴さんの目だ…
「ごめんね…
本当は最初から分かっていたのよ…」
当たり前よね…
そう呟いてきた。
そして僕達は、どちらからともなくキスを求めていく…
ああ…
そのキスに心が震えてしまう。
そしてお互いの想いが一つに繫がったのだ…
「ホテル取ったから…」
そして唇を離し、美冴さんがそう言ってきた。
「えっ、ホテルって…」
「うん、実はさっきトイレのフリをしてホテル捜して予約したの…」
「えっ…」
僕は感激してしまう。
「一緒に明日の夜明けの、朝日を見ましょうよ…
そして、本当にこの五年間という和哉の時間を…
ううん、わたしの時間と一緒に終わりにしましょうよ…」
「あ、はい…」
僕はその美冴さんの言葉に感動し、感激をしてしまう。
心が震える想いであった…
だが…
感激をしていたのだが、少し、情けない想いも湧いてきていたのである。
それは…
何から何まで美冴さんがしてくれた…
本当は、男である僕がしなくちゃいけない筈なのに…
本当は、僕が…
もしかしたら嫌われる、かもなんてビビッてばかりいるからダメなんだ…
「いいのよ…」
「えっ」
僕がそう自虐気味に思っていると、まるで美冴さんに伝わったかの様に、そう言ってきたのである。
「いいのよ…
とりあえず、ホテルに行きましょうよ…」
そして僕達はホテルへと向かう…
