
シャイニーストッキング
第6章 絡まるストッキング5 和哉と健太
82 町中華
「これ履いていっちゃいまぁす…」
そしてジーンズ姿の、同棲カップルの買い物姿的な二人が完成した…
Tシャツにジーンズにスニーカーを履いて、二人で買い物袋を持ち、腕を組んで午前中の商店街を歩いている。
まるで同棲カップル、いや、新婚カップルみたいだ…
俺は心のときめきと、高ぶりが止まらないでいた。
「ねぇ、健太さん、お腹空かないの…」
「あ、うん、空いたかも…」
時刻は午前11時を過ぎた辺りである。
午前9時に起きて、流れでセックスをして美冴さんを抱き、コーヒーを飲んだだけであるから、確かに腹が空いてきた。
さっきまでは舞い上がっていて、腹の好き具合など自覚する余裕が全くなかったのである。
「じゃ、何か食べましょうよ」
「あ、うん、はい…」
「何か食べたいのあるの…」
いや、美冴さんが食べたい…
と、そんなベタなシャレはとても言える筈もなく、ただ、空腹を意識した途端に急激に腹が減ってきたのを自覚してしたのだ。
すると目の前に町中華といえる中華料理店があった。
「あっ…
ここ…いいかも…」
と、美冴さんが言った。
「えっ、こんな店でいいの…」
「うん、健太さん、この店に来た事あるの」
「あ、うん、2、3度あるかな…」
「じゃあ、ここにしましょうよ」
「え、あ、うん、いいのこんな店で…」
と、思わず呟いた。
「えー、何でぇ…」
「あ、いや、美冴さんみたいな綺麗なお姉さんは、こんな小汚い中華料理店なんて…イヤかと思ってさ…」
「ああ、なにをバカな事言ってんのよぉ…
わたしは何でも食べますよぉ…
チャーハン、ギョウザ、ラーメン大好きよ、それに納豆だって大好き…」
「あ、うん…」
「それに綺麗なお姉さんなんて…
そんな事言うの、やめてよねぇ…」
「あ…、うん、はい…」
いや、さっきから綺麗なお姉さん過ぎてドキドキが止まらないんだけど…
本気でこんな庶民のモノを食べないと思っていたかも…
「これ履いていっちゃいまぁす…」
そしてジーンズ姿の、同棲カップルの買い物姿的な二人が完成した…
Tシャツにジーンズにスニーカーを履いて、二人で買い物袋を持ち、腕を組んで午前中の商店街を歩いている。
まるで同棲カップル、いや、新婚カップルみたいだ…
俺は心のときめきと、高ぶりが止まらないでいた。
「ねぇ、健太さん、お腹空かないの…」
「あ、うん、空いたかも…」
時刻は午前11時を過ぎた辺りである。
午前9時に起きて、流れでセックスをして美冴さんを抱き、コーヒーを飲んだだけであるから、確かに腹が空いてきた。
さっきまでは舞い上がっていて、腹の好き具合など自覚する余裕が全くなかったのである。
「じゃ、何か食べましょうよ」
「あ、うん、はい…」
「何か食べたいのあるの…」
いや、美冴さんが食べたい…
と、そんなベタなシャレはとても言える筈もなく、ただ、空腹を意識した途端に急激に腹が減ってきたのを自覚してしたのだ。
すると目の前に町中華といえる中華料理店があった。
「あっ…
ここ…いいかも…」
と、美冴さんが言った。
「えっ、こんな店でいいの…」
「うん、健太さん、この店に来た事あるの」
「あ、うん、2、3度あるかな…」
「じゃあ、ここにしましょうよ」
「え、あ、うん、いいのこんな店で…」
と、思わず呟いた。
「えー、何でぇ…」
「あ、いや、美冴さんみたいな綺麗なお姉さんは、こんな小汚い中華料理店なんて…イヤかと思ってさ…」
「ああ、なにをバカな事言ってんのよぉ…
わたしは何でも食べますよぉ…
チャーハン、ギョウザ、ラーメン大好きよ、それに納豆だって大好き…」
「あ、うん…」
「それに綺麗なお姉さんなんて…
そんな事言うの、やめてよねぇ…」
「あ…、うん、はい…」
いや、さっきから綺麗なお姉さん過ぎてドキドキが止まらないんだけど…
本気でこんな庶民のモノを食べないと思っていたかも…
