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シャイニーストッキング

第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長

 111 マゾヒスティック ④

 あぁ、ヤバい…

 だけど、このまま…

 このまま、できることなら…

 できることならこのまま射精したい…


 だが、昨夜も律子を抱いたばかりなのだ、そして一昨夜は美冴を抱いていた。

 今夜で三日連チャンなのである。


 もしも…

 もしも、ここで射精してしまったら…

 今夜はこの後…

 勃起たないかもしれない…

 いや、さすがに勃起たない…

 だから…

 だから射精すわけにはいかない…

 ジュボ、ジュル、ジュボ、ジュル…

 ジュボ、ジュル、ジュボ、ジュル…

 私は必死に迫りくる射精感の昂ぶりの中、この快感の、射精感の、絶頂感の想いと葛藤する。

「あ、な、なぁ、マジ、ヤバい…んだ…」
 私は心の喘ぎを漏らしてしまう。

「…………」

 ジュボ、ジュル、ジュボ、ジュル…

 ジュボ、ジュル、ジュボ、ジュル…

 しかし、律子は私を変わらぬ妖しい淫靡な目で見つめ、無言でしゃぶり続けてくる。


 ジュボ、ジュル、ジュボ、ジュル…

 ジュボ、ジュル、ジュボ、ジュル…


「あ、な、ま、マジ、ヤバい…」
 私は必死に訴える。
 そしてその訴えの通り、怒張がビクビクと震え、まるで快感の悲鳴を上げてきているようであった。

 ああ、ヤバい…

 しかし律子は口撃を緩めてはくれない。
 いやかえって逆に、根元を握っている手に力を入れて上下に扱き始め、そして唇と絡めている舌先のピッチをも上げてきたのである。

「ああっ、ううっ…」
 そしてその口撃により私は堪らずに喘ぎ、身悶えし、律子の口から逃れようと、力なく下半身を捩り、抵抗を試みるのだが、迫り来る射精感の絶頂感の期待に心が抗えないでいた。

 ジュボ、ジュル、ジュボ、ジュル…

 ジュッ、ジュバッ、ジュッ、ジュバッ…

 ああっ…

 ジュッ、ジュバッ、ジュッ、ジュバッ…

 ジュッ、ジュバッ、ジュッ、ジュバッ…
 更に律子のしゃぶるピッチが上がってきた。

 そして私を見つめるその律子の妖しい淫靡な目が

 いいのよ…

 いいのよ、そのまま…

 そのまま…

 そのまま射精して…

 いいのよ、射精して…

 と、語り掛けてくるのだ。

「ああっ、り、律子っ」

 ジュッ、ジュバッ、ジュッ、ジュバッ…


 限界が目の前に迫ってきていた…





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