
シャイニーストッキング
第15章 もつれるストッキング4 律子とゆかり
78 対峙の時(3)
「さぁどうぞこちらへ…」
常務室の応接用ソファに案内される。
「あ、は、はい、失礼します…」
この微かに漂うシャネルの香りに、そして案内してくる松下秘書の凛とした目を見てわたしは…
一瞬にしてそんな想いの確信をし、一気に心をザワザワと騒めかせ、揺らがせてしまう。
そしてそのソファに座りながら、目の前に対峙する、凛とした美しい所作の彼女を改めて眺め…
もうひとつの思いを、いや、心を騒つかせ、揺らがらせてくる要因を確信してしまったのである。
なんて…
なんてキレイな人なの…
そう、その要因とは…
彼女、松下律子秘書のキレイさ、美しさ、魅惑さであるのだ。
「え…と、皆さんアイスコーヒーでよろしいかしら?」
そして、電話では何回か会話を交わしてはいるのだが、まるで心の中にスッと入り込み、いや、沁み込むかの様ななんともいえないような甘い響きの声音。
「お姉さん、あ、いや、ま、松下さん、わたしが煎れますよぉ」
「あら、いやそんな、越前屋さん、今日はお客様なんだから…」
松下秘書はそう越前屋さんに応えながら、おそらくは給湯スペースがあるのであろう衝立ての向こうへと歩む彼女の後ろ姿を見て…
その浮かんできていたもうひとつの確信の想いは更に強くなったのだ。
それはその彼女の姿の美しさ…
キレイさ…
魅惑さ…
そして膝丈スカートから伸びる脚の、いや、ナチュラルカラーの艶めく光沢を帯びたストッキングを穿いた脚の美しさである。
そのストッキング脚の艶やかな美しさは…
正に、彼、大原浩一の…
ストッキングフェチ嗜好の男としての彼の好みにドンピシャなのだ。
「さぁどうぞこちらへ…」
常務室の応接用ソファに案内される。
「あ、は、はい、失礼します…」
この微かに漂うシャネルの香りに、そして案内してくる松下秘書の凛とした目を見てわたしは…
一瞬にしてそんな想いの確信をし、一気に心をザワザワと騒めかせ、揺らがせてしまう。
そしてそのソファに座りながら、目の前に対峙する、凛とした美しい所作の彼女を改めて眺め…
もうひとつの思いを、いや、心を騒つかせ、揺らがらせてくる要因を確信してしまったのである。
なんて…
なんてキレイな人なの…
そう、その要因とは…
彼女、松下律子秘書のキレイさ、美しさ、魅惑さであるのだ。
「え…と、皆さんアイスコーヒーでよろしいかしら?」
そして、電話では何回か会話を交わしてはいるのだが、まるで心の中にスッと入り込み、いや、沁み込むかの様ななんともいえないような甘い響きの声音。
「お姉さん、あ、いや、ま、松下さん、わたしが煎れますよぉ」
「あら、いやそんな、越前屋さん、今日はお客様なんだから…」
松下秘書はそう越前屋さんに応えながら、おそらくは給湯スペースがあるのであろう衝立ての向こうへと歩む彼女の後ろ姿を見て…
その浮かんできていたもうひとつの確信の想いは更に強くなったのだ。
それはその彼女の姿の美しさ…
キレイさ…
魅惑さ…
そして膝丈スカートから伸びる脚の、いや、ナチュラルカラーの艶めく光沢を帯びたストッキングを穿いた脚の美しさである。
そのストッキング脚の艶やかな美しさは…
正に、彼、大原浩一の…
ストッキングフェチ嗜好の男としての彼の好みにドンピシャなのだ。
