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シャイニーストッキング

第14章 もつれるストッキング3          常務取締役大原浩一

159 心から震える昂ぶり(8)

 そんなベッドサイドに写っている正にストッキングラブといえる痴態で愛し合っている二人の姿を見て…
 私の心は震える程に昂ぶり、興奮していた。

「あっ、んっ、っく、んん…」
 そして律子も以前よりはかなり喘ぎ声を漏らす様になり、いや、そんな自分の昂ぶりをようやく隠さない様になったといえ、喘ぎを漏らしながら、下半身のストッキング脚を私の腰周りに絡め、締め…
 
「はっ、ん、あ、あなたぁ、アナタぁ…」
 そう愉悦の喘ぎを漏らしながら両腕を肩周りに絡め、抱きついてくる。

「はっ、はっ、はっ、は……う……ん」
 そして私はそんな律子の唇を求め、貪りながら、フェチな昂ぶりの興奮に身を任せながら…

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…
 と、必死に腰を振り、怒張を律子自身の奥深くを貫くかの様に打ち突けていく。

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「あ、ん、んん、っく、ん……っく…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、はっ、ふっ、ふっ、はっ」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 そんな激しく攻めていくと…

「っんあっ、あぁ、ん、んんっ」
 律子は絡めてきている両腕と両ストッキング脚をギュッと力を込めて締め付けなから…

「っん、あっ、っく、ぁぁ…」
 小さくカラダを身悶えし、いや、ブルブルと震わせながら、私から唇を離し…

「っん、っんぁぁん、っ………」
 瞬く間にまた再び絶頂感の波が襲ってきたのだろう、喘ぎ声が徐々に大きくなり、全身がしっとりと汗ばみ、更に絡めている両腕、両脚をギュッと締め…

「っくっ、っんあぁぁぅぅ……………」
 喘ぎは小さな悲鳴へと変わり、全身を大きく震わせ、強張らせ、仰け反り…

「っくうぅぅぅぅ……………………」
 律子は絶頂感を迎えた。

「っうぅぅぅぅ………ぅぅ……ぅ…………」
 そして昨夜に続いて寝落ちする。

「……………ぅぅ………………………」

 秘書としての慣れない、そして必死に励む毎日の気を張り詰めさせている疲れもあるだろう…
 また、今夜の私のフラフラとした優柔不断さへの嫉妬心という想いの揺らぎのせいもあるのだろう…
 
 そしてなによりは…

 おそらく、律子の『ストッキングラブ』という新たな彼女自身の心に芽生えたであろう性癖嗜好による興奮のせいでもあろう。

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