テキストサイズ

シャイニーストッキング

第14章 もつれるストッキング3          常務取締役大原浩一

154 心から震える昂ぶり(3)

「はぁっくうぅぅ…」
 小さく叫び、両太腿をギュッと締め、小さく震えてきた。

 あ、え、ま、まさか、もう、イッたのか?…
 だがまだまだ衝動は止めようもないくらいに興奮し、昂ぶっている。

「むぅん、ふぅぅ…」

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 そしてとにかく律子の愛の蜜は甘く、いつもの甘い香水と相まって堪らない香りがスカートの中いっぱいに籠もり、その香りが更なる媚薬効果となり、完全にフェチの性癖嗜好の思考に支配されてしまった。

 それによりどんどんと昂ぶり、興奮し、無我夢中に、そう、まるで飢えた子供が夢中になって食べるかの様に股間を舐め、啜り、吸い続けていく。

 そして律子はますます震え、喘ぎを漏らし、両太腿で私のアタマを挟み、下半身を震わせ、身悶えていた…

 その快感を生んでいるのは私の舌先により生まれるナイロン繊維によるザラザラとした快感と、センターシームの食い込みの快感に酔い痴れていると思われ…
「っんくうっ、んん、や、んん…」
 そんなストッキングプレイの基本的な私の舌先の快感に身悶えする程に喘ぎ、感じ、それはつまりはストッキングラブな感度の喘ぎといえるのだ。

「はぁん、んあっ、んっくぅぅ」
 そして私の舌先が狙いを定め絶妙にクリトリスの頭を捉え、グリグリとナイロン繊維のザラザラ感を上手に利用しながら、転がす様に愛しいくと…

「はぁんっ、やっ、んっ、イッ、イク、イクぅぅ、っくうぅぅ……」
 すると律子はそんな快感の叫びを上げ、全身を激しく震わせ、瞬く間に絶頂感に落ちていく。

 もう今の律子は素直にそんな喘ぎ声を上げる様になっていたし…
 私のテクニックによる快感を素直に受け入れる様になっていて、私と律子の間に微かにあった壁は完全になくなっているといえた。

「ううっん、っくうぅぅぅ………」

 それに私は律子をこうしたストッキングフェチの性癖嗜好の思考の支配の衝動に任せた勢いの、いわゆるストッキングフェチプレイといえるこの愛撫を夢中になり愛していきながら気付いた事があった…

「ぅぅ、はあぁぁ、はうぅぅ……」

 律子はそんな、激しい絶頂感の喘ぎを漏らしながらベッドの上でぐったりとし…
 快感に濡れた目で見つめてくる。

「はぁ、はぁ、はぁぁ……」

 その目を見て私は気付いた…

 それは…



ストーリーメニュー

TOPTOPへ