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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 210 ビアンな夜(112)

 そして、また、このキスに融ろけてしまう…

 わたしは唇を貪られ、カラダを抱き締められながらお互いに横向きに抱擁し合い…

 わたしは唇を貪られ、カラダを抱き締められながらお互いに横向きに抱擁し合い…

「はっ、ぁぁ、や、んん……」

 なんと、みさえのストッキングをまだ穿いている太腿が、両脚の間に入り込み…
 つまりは、そのストッキングの太腿が直接股間を、アソコを、グリグリと擦ってきたのである。

 再び、ストッキングのナイロン繊維のザラザラ感の感触が、その快感が蘇ってきたのだ…

「はうん、あん、み、みさぁ…え……」

 そのストッキングのナイロン繊維の快感で、アソコが痛い位に震えてくる…

 いや、自らの愛の液が適度な潤滑油の役割を成し、痛くはないのだが…
 痛、むず痒い様な快感を生んでくるのだ。

「はぁ、ゆ、ゆかりぃ、愛してるぅ…」
 唇を貪り、わたしを抱き締め、ストッキングの太腿を股間に擦り付けながら、そう甘い言葉を囁いてくる。

 本当に…
 心も、カラダも震え、蕩け、融ろけてしまいそうであった。

 そして、また、六度目?…の、昂ぶりが子宮の奥から溢れ出てきていた。

 それは、その昂ぶりはさっきまでの爆発的な昂ぶりではなく、ジワジワと、ゆっくりと、そう、まるで氷が溶け、融ろけるかの様にな昂ぶりといえる。

「ぁ…ぁぁ…み、み、さ、え……」

 女は何度でもイケる…
 それはよく聞く言葉ではあるのだが、本当にそうであった、いや、違うかも、同性同士の、このビアンな愛撫だからなのかもしれない。

 わたしは六度目の絶頂感に落ちる寸前に、そう思ったのだが…

 すぐに、脳裏は真っ白となり、全身が快感に激しく震え、そして本当に蕩け、溶け、融ろけてしまったかの様に、感覚が無くなり…
 絶頂感の絶叫と共に意識を飛ばしてしまった様であった。

「あぁぁぁぁぁ……ぁ……ぁ…………」

 ビアンの快感、絶頂感は深い…

 まるで底無し沼みたいであった…





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