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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 119 ビアンな夜(60)

「はぁん、や、ゆ、ゆかりぃ…」
 そのみさえの欲情の目を見た瞬間に、急激に心が震え、疼きが激しく昂ぶり、そして…
 そして…
 わたしに何かのスイッチが…

 入ったのだ…

 そうよね…
 あのアンクレットに触れた時にも過剰に、いや、異常に、敏感に反応をしてきた。
 そして確か過去に亡くなった、愛した男は『ストッキングフェチ』と云っていた…

 それはつまり…
 脚フェチでもあるのだ。

 彼、大原浩一本部長もそうだから…

 そしてこのみさえの脚の美しさ…
 は、過去から散々、この美しい魅惑の脚を、ストッキングを愛されてきた証拠とも云える筈である。

 だから…
 この過敏なまでの脚の反応は頷ける…

 それにまだ、みさえは短パンを履いたままなのである…

 脱がさなくては…

 愛さなくては…

 わたしと同じように、いや、わたし以上に感じさせなくては…

 そんな想いが急激に湧き起こり、そして…

 みさえを愛する…
 と、いうスイッチが入った。

 わたしはそのスイッチの想いの命ずるままに、心と子宮の疼きを昂ぶらせながら、そしてみさえの爪先の小指と薬指を舐め、しゃぶりながらカラダを起こし…
 短パンのウエストに指先をかけていく。

「あぁぁ…ゆ、ゆかりぃ……」
 爪先を舐め、しゃぶらせながら、みさえはまるで弛緩したかの様に脱力をし、そう喘ぎながら、淫靡で淫らに欲情した濡れた目でわたしを見つめてくる。

 そしてその目は…

 迫る、いや、わたしにされるであろう快感の期待なのか?…

 キラキラと輝いてきていた…

 
 わたし達は、攻守が逆転したのだ…

 今度はわたしの番だ…

 わたしがみさえを愛するんだ…

 グチャグチャに愛し、感じさせるんだ…

 ドキドキドキドキドキドキ…

 ウズウズウズウズウズウズ…

 さっきまでの受けの…
 エム的な…
 マゾヒスティック的な昂ぶりと快感は…


 今度は…
 攻める…
 責める…
 エス的な…
 サディスティック的な高鳴りと昂ぶりに…

 一気に変わった…

「み、みさえ…」
 そう囁きながら、既に、やはり、ぐっしょりと濡れそぼっている短パンを、脱がしていく。

「あん、や、ゆ、ゆかりぃ…」

 あ…

 短パンを脱がすと、なんと紐パンティを履いていた…



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