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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 114 ビアンな夜(55)

「あ……ん…ね、ねぇ…
 い、挿入れてよ……
 ねぇ…ゆ、指を…い、挿入れて…」

 わたしは…

 わたしは心から…

 心から切望する…


「え…指を挿入れて欲しいのかな?…」

「……はぁぁ…う、うん…」

「ね、ねぇ…お願い…は、早く…」

「えぇ…早く…なぁにぃ……」

 そしてみさえさんは言葉でも攻めて、いや、責めてくる…

「はぁん…や、やぁ…ぁ……」

 その言葉に…

 心が震え…

 蕩けてくる…

「さあ早く…何を…どうして欲しいのかしらぁ…」
 そう囁いてくるみさえさんの目は、妖しい、淫靡で淫らな輝きを放ってきていた。

「えぇ…あぁ…や…あぁぁ…」
 その目の輝きを見て、その言葉の焦らしに…
 そして指先がヒダの中で動きを止めたままで…
 わたしのエム的な疼きが昂ぶり、爆発しそうであった。

「ほらぁ…なぁにぃ…どうして欲しいのぉ…」

 ズキズキズキズキズキズキズキズキ…

 ウズウズウズウズウズウズウズウズ…

「あ……あぁ…ゆ、指を…あんっ…」
 そう言うと、みさえさんの指先が、クリトリスに微妙に触れている親指の先が微かに動いてくる。

「え…指が…なぁにぃ……」
 囁いてくる声も淫らな響きを含んできた。

「ん……ゆ、指を…ぁぁ…い、挿入れて…いれ…て……くだ…さ…い……」
 羞恥心がジンジンと快感に繫がってくる。

「ん…指を…ね…こう?……」

「あんっ…」
 そう囁いた瞬間に、中指が膣に、一気に挿入ってきた。

「んっ…うわぁぁん……」
 わたしはそう泣き…
 腰を震わせ…
 みさえさんの肩を掴む…

 そしてその挿入ってきた中指が中で動き…
 わたしの膣の肉壁が愉悦の震えを起こす。

「あっ…んっ…んんぁぁ…」
 腰が勝手に身悶えをしてしまう。

「んん…こう…こうかなぁ…」
 そしてみさえさんはそう囁きながら、親指の先でクリトリスをグリグリと押し、弄り、入った中指が中でくの字を描く様に動かして、膣壁を刺激してくる。

「あっん…や、やん…んんぁぁ……」
 わたしは震え、身悶え、喘ぐ…
 それは、得も言われぬ様な快感であった。




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