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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 103 ビアンな夜(44)

「あぁぁ…」
 そんな感動を感じながらも、自分自身が舐められたらどう感じるのか…
 を、考えながら必死に舐めていく。
 するとゆかりも感じ昂ぶってきている様であり、フルフルと身悶えし、喘ぎを漏らしてくる。

 今まで数え切れない程に男達のモノを舐めてきたが、女性自身を舐める行為、この口唇愛撫も、堪らない快感であった…
 そして夢中になってむしゃぶりつき、舐めていく。

「あぁぁぁ…」
 ゆかりが喘ぎを漏らしてくる。

 ズキズキズキズキズキズキ…

「あぁ、甘いわぁ…」
 そしてわたしもその快感と甘さに心の想いを漏らしてしまう。

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

 舐める淫靡で、淫らな音が響き渡る…

 
「あんっ、ああっ、んんっ」
 まだ僅かにヒダの合わせ目をなぞる様に舐めているだけなのに…

「ああっ、やっ、やんっ、うぅぅ…」
 激しく昂ぶり、喘いでくる…

 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「あら、開いたわ…」
 するとパックリと、ヒダが口を開き、その合わせ目に舌先を挿入れていく…

「あふっ、んんっ、んん…」
 その途端、激しく身悶え…

「あっ、いた、かわいい…」
 するとそのヒダの開いた上の奥に隠れていた、小さく、硬く勃起しているクリトリスを見つけ、それを舌先で転がす様に舐めていく…

「あんっ、やっ、っくうぅぅ…」
 するとゆかりは…
 なんと、瞬く間に、絶頂を迎えてしまったのである。

「あっ、っくうぅぅぅ……………」

 激しく、ビクビクと、全身を震わせ、そして身悶えをしながら、絶頂感の喘ぎと、喜悦の叫びを上げていく…

「あらぁ…
 もうなのぉ…
 やっぱりぃゆかりはかわいいわぁ…」
 その絶頂感の様相に、思わず唇と舌先を離し、顔を上げ、ゆかりの愉悦の表情を見ながらそう囁く。


 もの凄い快感みたいだわ…

 そしてこの昂ぶり…

 これが…

 これが同性愛の…

 快感なのか…
 と、わたしはゆかりの様子と表情を見ながらそう思っていた。



 だが…

 まだ…

 始まった…

 いや、まだ、愛し合い始めたばかりであるのだ…

 夜は…

 夜は、まだまだ続くのだ…

 そしてまだまだ長い…

 二人の愛の抱擁は…

 まだ始まった…

 いや、初まったばかりなのである…





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