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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 69 ビアンな夜(10)

「…っんっ…あっ…っくうぅ…うぅ…」
 
 わたしは唇を離し、激しく身悶えし、喘ぎながら美冴さんに抱き付いていく…

「はぁ…ぁぁぁ………」

 わたしは短パンの上から…

 つまりは短パンの股間の布地、そしてショーツの布地と、二枚も重なっているに…
 美冴さんの指先の僅かなひと押し、そしてひと撫でで、瞬く間にイッてしまったのである、いや、絶頂感を迎えてしまったのだ。

「…んん…はぁぁ……」

 そしてその絶頂感に震えながら美冴さんにしがみ付き、吐息を漏らす…

「ふ……かわいいひと…」
 すると美冴さんは、そんな絶頂感に震えながらしがみ付いているわたしを見つめて、そう耳元で囁てきたのである。

 あぁぁ…
 わたしはそんなひと言、いや、小さな囁きにも震えてしまう。

 いや、心が震えたのだ…

 そして美冴さんはわたしの顔に手を添え、キスをしてくる。

 あぁぁ…

 そのキスに、わたしの心は蕩けてしまう…

 カラダが熱い…

 アソコが、子宮が熱い…

 そしてカラダの力が抜けてしまう…

「かわいい……ひとね…」
 すると美冴さんは再びそう囁きながら、わたしをローソファーに寄り掛かる様に寝かせてきて、ゆっくりとタンクトップのTシャツの下に手を入れてくる。

「は…ん……っ」
 そしてあっという間にブラジャーのフロントホックを外し、その隙間に手を差し入れてきた。

「んんっ……」
 わたしはその美冴さんの指先が乳房を撫でてくる感触に、激しく身震い、そして身悶える。

「んあっ…んんっ……」

 とにかく指先の感触が柔らかい…

 男の、彼の指先の感触とは根本的に違うのだ。

 そして…

「は、あぁん…ん…」

 その触れ方、揉み方が優しくて、繊細なのである。

 これが…

 女性同士の…

 同性愛の快感なのか…

「ん、はぁぁん……」
 わたしは乳房を揉まれ、そして乳首を弄られ、喘ぎ、身悶えしながら微かに残っている理性でそう考えていた…

 のだが…

「あっ、んんっ…」
 
 その微かな理性も吹き飛んでしまった…

 美冴さんはあっという間にTシャツを捲り上げ、乳首を唇に含んできたのである。

 わたしはその唇の快感に激しく震え、身悶えし、快感の悲鳴を上げていく…

「あん、はん、み、み……さ…んん…」


 

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