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シャイニーストッキング

第10章 絡まるストッキング9      美冴とゆかり

 64 ビアンな夜(5)

 そして…

 慰めれば慰めるほどに…

 この甘く、柔らかな唇の感触を求め、狂おしい位に切望したのだろうか…

 この甘く、柔らかい感触に…

 

「はぁ……ぅ…ぅぅ……」
 するとゆかりさんはそう吐息を漏らし、カラダを激しく震わせてきた。

 そしてわたしもこのキスの快感に震えが止まらない…
 

 するとゆかりさんは吐息を漏らし、震えながらもわたしをギュッと抱き締めてきて、自らの脚を絡ませてきたのだ。

 素脚と素脚の感触は…

 いや、女性同士の素脚の触れ合いは貴恵との慰め以来であるのだが…

 初めて感じる堪らない感触と快感である…


「は…ふ…ゆ、ゆか…りさ…ん……」
 あまりの素脚同士の触れ合いの快感に、キスをしながら、そして唇の端からそう声を、喘ぎを、そしてゆかりさんの名前を漏らしてしまう。

「んっ……」

 わたしはこの素脚同士の感触の快感にすっかり感極まった昂ぶりを感じ、思わず、触れ合っている太腿の隙間に指先を差し入れていく…
 するとゆかりも、そのわたしの指先の感触にビクッと震えてきたのだ。

 ああ…

 きっとゆかりさんも…

 脚が感じるんだわ…

 そうよ、そう…

 だって…

 だって…

 ゆかりさんは、あの脚フェチで…

 ストッキングフェチで…

 そして…

 ストッキングラブなあの大原本部長に愛されているんだから…

 脚が感じないはずがないんだ…

 ドキドキドキドキドキドキ…

 ズキズキズキズキズキズキ…


 そう想い、確信した瞬間に高鳴りと昂ぶりが一気に増してきた。

 そして…

 子宮激しく疼き…

 命令をしてきたのだ…


 この…

 ゆかりを愛せ………と。




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