
シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり
56 フットネイル
「でしょう、マザーか、ファザーの違いだけよねぇ」
と、わたしは笑いながら美冴さんの肩を抱いてしまったのだ。
それは言葉の勢いのノリであり、本当に無意識であった……
「あっ…」
だが美冴さんは、ビクッと小さく震えてきたのだ。
「えっ」
そしてわたしは思わず美冴さんの目を見ると…
なんと、美冴さんの目は一瞬の内に、再び濡れていたのである。
え…
そしてわたしまで、また、再び…
ドキドキ…
ズキズキ…
心が高鳴り、疼き、昂ぶってきてしまったのだ。
「ふうぅ…」
そして美冴さんは吐息を漏らす…
ドキドキドキドキ…
ウズウズウズウズ…
そして鼻腔に、いや、わたしの心いっぱいにムスクのお香の甘い香りが漂ってきた…
ああ、ヤバい…
抑えが…
心とカラダの昂ぶりが増してくる。
すると、心なしか昂ぶった感じのみえる美冴さんは、さっきまで伸ばしていた脚を横座りに変え、そして爪先を左側に、つまり、わたし側に置いてきたのだ。
あっ、あら…
すると、実はさっきからずうっと気になっていた、美冴さんの脚の爪先のネイル…
フットネイルが目に入ってきた。
「あ、あら、綺麗なフットネイル…」
そしてわたしは、これも無意識であったし、逆に、この一瞬のお互いに変に昂ぶってしまったような空気の間を変えようと、その美冴さんの爪先のネイルに指先を伸ばしていく。
「あら、可愛いいジェルネイルね?」
そして、そう囁きながらその爪先のフットネイルに触れた。
「あっ…ん…」
すると、わたしの指先が触れた瞬間に、美冴さんは過剰なくらいに大きく震えてきたのだ。
「えっ」
その震えは…
まるで愛撫の震えに、わたしには一瞬感じられたのである。
そして思わず美冴さんを見てしまう。
あっ…
目が…
濡れている…
しかもこの目は…
欲情?…
まさか…
「あ、い、いや、くすぐったかったの…」
そして、すかさず美冴さんはそう言ってきた…
の、だが、それがわたしには、慌てて言い訳してきたみたいに受け取れたのである。
「…………」
脚が…
もしかして美冴さんは脚が敏感なのか?…
わたしは思わず、そんな事を考えながらジッと、美冴さんの目を見つめていく…
「でしょう、マザーか、ファザーの違いだけよねぇ」
と、わたしは笑いながら美冴さんの肩を抱いてしまったのだ。
それは言葉の勢いのノリであり、本当に無意識であった……
「あっ…」
だが美冴さんは、ビクッと小さく震えてきたのだ。
「えっ」
そしてわたしは思わず美冴さんの目を見ると…
なんと、美冴さんの目は一瞬の内に、再び濡れていたのである。
え…
そしてわたしまで、また、再び…
ドキドキ…
ズキズキ…
心が高鳴り、疼き、昂ぶってきてしまったのだ。
「ふうぅ…」
そして美冴さんは吐息を漏らす…
ドキドキドキドキ…
ウズウズウズウズ…
そして鼻腔に、いや、わたしの心いっぱいにムスクのお香の甘い香りが漂ってきた…
ああ、ヤバい…
抑えが…
心とカラダの昂ぶりが増してくる。
すると、心なしか昂ぶった感じのみえる美冴さんは、さっきまで伸ばしていた脚を横座りに変え、そして爪先を左側に、つまり、わたし側に置いてきたのだ。
あっ、あら…
すると、実はさっきからずうっと気になっていた、美冴さんの脚の爪先のネイル…
フットネイルが目に入ってきた。
「あ、あら、綺麗なフットネイル…」
そしてわたしは、これも無意識であったし、逆に、この一瞬のお互いに変に昂ぶってしまったような空気の間を変えようと、その美冴さんの爪先のネイルに指先を伸ばしていく。
「あら、可愛いいジェルネイルね?」
そして、そう囁きながらその爪先のフットネイルに触れた。
「あっ…ん…」
すると、わたしの指先が触れた瞬間に、美冴さんは過剰なくらいに大きく震えてきたのだ。
「えっ」
その震えは…
まるで愛撫の震えに、わたしには一瞬感じられたのである。
そして思わず美冴さんを見てしまう。
あっ…
目が…
濡れている…
しかもこの目は…
欲情?…
まさか…
「あ、い、いや、くすぐったかったの…」
そして、すかさず美冴さんはそう言ってきた…
の、だが、それがわたしには、慌てて言い訳してきたみたいに受け取れたのである。
「…………」
脚が…
もしかして美冴さんは脚が敏感なのか?…
わたしは思わず、そんな事を考えながらジッと、美冴さんの目を見つめていく…
