
シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり
50 女子トーク(11)
「あ…は、はぁ、まぁ……」
ほら、決して悪くはなかった、いや、良かった…んだわ。
わたしはそんな昨夜の余韻に濡れた美冴さんの目を見て更にウズウズと疼かせてしまう…
ああ、ヤバい…
「うわぁ、いいなぁ…」
そして思わずそう呟き、ローテーブルの上のワイングラスに手を伸ばしていく…
と、再び、肩が触れてしまったのである。
あっ…
ドキッ、ドキドキドキ…
するとその素肌の感触にときめき、そして肩の、いや、美冴さんの熱さを感じてしまい一気に心が震えてきた。
そして美冴さんは喉が渇いたのか、白ワインを飲み干していく…
するとワインの酔いのせいもあるのだろうか…
「あの頃は…
そう、あの五年前は……」
すると突然、堰を切ったかの様に美冴さんは話し始めてきたのである。
それは美冴さんのあの五年前の不倫の話しからの、そして不妊症問題による離婚騒動の話しまでを、一気にしてきた…
そしてわたしはその美冴さんの話しの内容に
ドキドキドキ…
と、違った意味で、昂ぶってしまったのだ。
「………ええっ、そうなんだぁ…」
予想外の美冴さんの話しにわたしは驚きの声を漏らす。
「はい、そうなんですよ、それに、凄いマザコンっていうのも分かっちゃってぇ…」
そして美冴さんは、当時の、離婚までの顛末までを一気に話してくれたのである。
「ふぅん、わたしもそんな感じになったらぁ、そのタイミングで傍にいる、可愛いカレに甘えちゃうなぁ…」
そうかぁ…
そんな不安定な、そして不安な状況ならば仕方ないかも…
わたしだったら…
身近な、優しくしてくれる人に…
間違いなく揺れて、甘えてしまうかもしれない…
と、わたしはシミジミと、そう言ってしまったのだ。
そして脳裏には、昨夜の杉山くんとの痴態が浮かび…
そうよ…
寂しかったの…
寂しかったんだから…
アナタがほっておくから…
と、一瞬、彼、大原浩一本部長を想い浮かべてしまった。
「えっ、ゆかりさんもあったんですかぁ?」
すると美冴さんは、そんなわたしの言葉に何かを感じたのだろうか…
すかさずそう訊いてきたのである。
「えっ、あっ、あ、な、無いわよ、無いけど…
あ、ほ、ほらぁ、美冴さんの気持ちが良く分かるっていうかぁ…」
「あ…は、はぁ、まぁ……」
ほら、決して悪くはなかった、いや、良かった…んだわ。
わたしはそんな昨夜の余韻に濡れた美冴さんの目を見て更にウズウズと疼かせてしまう…
ああ、ヤバい…
「うわぁ、いいなぁ…」
そして思わずそう呟き、ローテーブルの上のワイングラスに手を伸ばしていく…
と、再び、肩が触れてしまったのである。
あっ…
ドキッ、ドキドキドキ…
するとその素肌の感触にときめき、そして肩の、いや、美冴さんの熱さを感じてしまい一気に心が震えてきた。
そして美冴さんは喉が渇いたのか、白ワインを飲み干していく…
するとワインの酔いのせいもあるのだろうか…
「あの頃は…
そう、あの五年前は……」
すると突然、堰を切ったかの様に美冴さんは話し始めてきたのである。
それは美冴さんのあの五年前の不倫の話しからの、そして不妊症問題による離婚騒動の話しまでを、一気にしてきた…
そしてわたしはその美冴さんの話しの内容に
ドキドキドキ…
と、違った意味で、昂ぶってしまったのだ。
「………ええっ、そうなんだぁ…」
予想外の美冴さんの話しにわたしは驚きの声を漏らす。
「はい、そうなんですよ、それに、凄いマザコンっていうのも分かっちゃってぇ…」
そして美冴さんは、当時の、離婚までの顛末までを一気に話してくれたのである。
「ふぅん、わたしもそんな感じになったらぁ、そのタイミングで傍にいる、可愛いカレに甘えちゃうなぁ…」
そうかぁ…
そんな不安定な、そして不安な状況ならば仕方ないかも…
わたしだったら…
身近な、優しくしてくれる人に…
間違いなく揺れて、甘えてしまうかもしれない…
と、わたしはシミジミと、そう言ってしまったのだ。
そして脳裏には、昨夜の杉山くんとの痴態が浮かび…
そうよ…
寂しかったの…
寂しかったんだから…
アナタがほっておくから…
と、一瞬、彼、大原浩一本部長を想い浮かべてしまった。
「えっ、ゆかりさんもあったんですかぁ?」
すると美冴さんは、そんなわたしの言葉に何かを感じたのだろうか…
すかさずそう訊いてきたのである。
「えっ、あっ、あ、な、無いわよ、無いけど…
あ、ほ、ほらぁ、美冴さんの気持ちが良く分かるっていうかぁ…」
