
シャイニーストッキング
第3章 絡まるストッキング2 美冴
18 昼休みの電話
昼休みに近くのコンビニでサンドイッチを買い、この会社のビル内の20階にある共有スペースのフロアの席で食べていた。
すると携帯電話が着信をする。
「はい…」
「ああ、やっと出てくれましたね」
健太くんからだ。
「昨夜二回掛けたんですよ…」
知っている、わざと出なかったのだから。
「ごめんなさい、調子悪かったし、知らない電話番号だったから…」
「そんなぁ、美冴さんが番号教えてくれたんじゃないんですかぁ…」
健太くんは二人の時には美冴さんと呼ぶ。
「ごめんね、ちゃんと登録するね」
「お願いしますよぉ…ところで…」
今日、仕事終わったら食事に行きませんか…
と、誘ってきたのだ。
「うーん、どうしようかな」
「行きましょうよ」
「うーん…」
「仕事終わりまでに考えておいて下さいよ」
「うん、わかった…」
決して勿体つけている訳ではない。
確かに昨夜は自律神経の暴走を直す為にも一瞬だが頼ろうとはしたのだが冷静になって考えてみると、今となっては微妙なのである。
まず第一に、会社の同僚であり同じ所属部署であるという事
第二に、昨夜判明した健太くんも脚、そしてストッキングフェチであるという事…で、あるのだ。
まだこの仕事『新規事業計画プロジェクト』は、始まったばかりなのである。
それなのに同僚である健太くんと仕事以上のプライベートの関係を持つという事はどうなのか、そして彼のフェチ嗜好を知ってしまったのだ、それに何より、健太くんは嫌いなタイプではない、むしろ好みのタイプなのである。
昨夜の堀コタツでの衝動もある、だから何かが起こる可能性は必然なのだ。
どうしようか…
いずれにしてもタネを蒔いたのは昨夜のわたし自身の不安定な自律神経からの衝動なのだ、わたしが彼を誘ったようなモノなのである。
だが反面、不安定な自律神経の暴走はいつ何時、どこで突然起こるかはわからない。
その時いつも大原本部長に頼ってばかりはいられないのである。
もしかしたら暴走した時にゆかり部長と一緒にいるかもしれない、いや、いる確率は高いと思われる。
彼をスペアとしてキープしておくべきなのか…
冷静に考えるとわたしの周りには彼ら二人しかいないのだ。
それとも二人には頼らずに自慰行為でなんとか乗り越えていくべきなのか…
昼休みに近くのコンビニでサンドイッチを買い、この会社のビル内の20階にある共有スペースのフロアの席で食べていた。
すると携帯電話が着信をする。
「はい…」
「ああ、やっと出てくれましたね」
健太くんからだ。
「昨夜二回掛けたんですよ…」
知っている、わざと出なかったのだから。
「ごめんなさい、調子悪かったし、知らない電話番号だったから…」
「そんなぁ、美冴さんが番号教えてくれたんじゃないんですかぁ…」
健太くんは二人の時には美冴さんと呼ぶ。
「ごめんね、ちゃんと登録するね」
「お願いしますよぉ…ところで…」
今日、仕事終わったら食事に行きませんか…
と、誘ってきたのだ。
「うーん、どうしようかな」
「行きましょうよ」
「うーん…」
「仕事終わりまでに考えておいて下さいよ」
「うん、わかった…」
決して勿体つけている訳ではない。
確かに昨夜は自律神経の暴走を直す為にも一瞬だが頼ろうとはしたのだが冷静になって考えてみると、今となっては微妙なのである。
まず第一に、会社の同僚であり同じ所属部署であるという事
第二に、昨夜判明した健太くんも脚、そしてストッキングフェチであるという事…で、あるのだ。
まだこの仕事『新規事業計画プロジェクト』は、始まったばかりなのである。
それなのに同僚である健太くんと仕事以上のプライベートの関係を持つという事はどうなのか、そして彼のフェチ嗜好を知ってしまったのだ、それに何より、健太くんは嫌いなタイプではない、むしろ好みのタイプなのである。
昨夜の堀コタツでの衝動もある、だから何かが起こる可能性は必然なのだ。
どうしようか…
いずれにしてもタネを蒔いたのは昨夜のわたし自身の不安定な自律神経からの衝動なのだ、わたしが彼を誘ったようなモノなのである。
だが反面、不安定な自律神経の暴走はいつ何時、どこで突然起こるかはわからない。
その時いつも大原本部長に頼ってばかりはいられないのである。
もしかしたら暴走した時にゆかり部長と一緒にいるかもしれない、いや、いる確率は高いと思われる。
彼をスペアとしてキープしておくべきなのか…
冷静に考えるとわたしの周りには彼ら二人しかいないのだ。
それとも二人には頼らずに自慰行為でなんとか乗り越えていくべきなのか…
