
シャイニーストッキング
第9章 絡まるストッキング8 部長佐々木ゆかり
188 大原本部長との電話(28)
今度はまた天の邪鬼な想いが揺れてくる…
心の底には、わたしが行くか…
もしくは彼が東京に来るか…
ある意味、そうした方がいい…
いや、そうしたい…
と、思う自分がいるのであった。
だが…
もう…
堂々巡りで、収拾がつかない…
いちばんの正解は…
わたしが我慢して15日まで待つ…
今度は確実に、そして間違いなく、15日には帰ってくる…
飛んで、跳んで帰ってきてくれるのだから…
それがいちばんなのだ…
てな、分かってはいるからである。
それに…
こんな戸惑い、不惑な醜態を曝してしまい、本当に恥ずかしかったのでもある…
そしてわたしの心の中に、こんな女心があった事にも戸惑い、動揺も感じていた…
そういつの間にかにわたしは彼を…
『浩一さん』と呼んでいた事にも動揺してしまっていたのでもある。
あれほど、頑なに心に誓っ手実行していたのに…
そんな様々な動揺も湧き起こってきていたのだ。
「………………」
そしてわたしは、そう必死に心の中で言い訳を考えていたのである。
『うん……わかったよ…』
すると彼はそう言ってきた。
「あぁ…本当にごめんなさい
ぐちゃぐちゃでごめんなさい…
ああ…恥ずかしいわ…
と、わたしは小さな声で、そう呟く。
本当だ、ぐちゃぐちゃである…
『いや、ありがとう
逆に、嬉しいよ、嬉しかった』
「えっ、嬉しいって…」
『いや、ゆかりの気持ちが…
良く伝わってきたからさ』
「えっ……」
意外な言葉に驚いてしまう。
『だって…
今までそんなこと言ってくれたことなかったじゃないか』
「え、あ、まあ…そうかも…です」
『なんかさぁ、ゆかりの愛を強く感じられて嬉しいよ』
と、彼は少し照れた感じで呟いてくれた。
「や…、なんか、恥ずかしい…です」
わたしは本気で恥ずかしくなってしまう。
やはりわたしは変わったのだ…
彼に愛されて、いや、愛を実感してきているのだ…
そして間違いなく彼を…
愛している…
だからこそ…
過去の黒歴史を出来る事ならば消し去りたい…
そして絶対にバレたくはない…
今度はまた天の邪鬼な想いが揺れてくる…
心の底には、わたしが行くか…
もしくは彼が東京に来るか…
ある意味、そうした方がいい…
いや、そうしたい…
と、思う自分がいるのであった。
だが…
もう…
堂々巡りで、収拾がつかない…
いちばんの正解は…
わたしが我慢して15日まで待つ…
今度は確実に、そして間違いなく、15日には帰ってくる…
飛んで、跳んで帰ってきてくれるのだから…
それがいちばんなのだ…
てな、分かってはいるからである。
それに…
こんな戸惑い、不惑な醜態を曝してしまい、本当に恥ずかしかったのでもある…
そしてわたしの心の中に、こんな女心があった事にも戸惑い、動揺も感じていた…
そういつの間にかにわたしは彼を…
『浩一さん』と呼んでいた事にも動揺してしまっていたのでもある。
あれほど、頑なに心に誓っ手実行していたのに…
そんな様々な動揺も湧き起こってきていたのだ。
「………………」
そしてわたしは、そう必死に心の中で言い訳を考えていたのである。
『うん……わかったよ…』
すると彼はそう言ってきた。
「あぁ…本当にごめんなさい
ぐちゃぐちゃでごめんなさい…
ああ…恥ずかしいわ…
と、わたしは小さな声で、そう呟く。
本当だ、ぐちゃぐちゃである…
『いや、ありがとう
逆に、嬉しいよ、嬉しかった』
「えっ、嬉しいって…」
『いや、ゆかりの気持ちが…
良く伝わってきたからさ』
「えっ……」
意外な言葉に驚いてしまう。
『だって…
今までそんなこと言ってくれたことなかったじゃないか』
「え、あ、まあ…そうかも…です」
『なんかさぁ、ゆかりの愛を強く感じられて嬉しいよ』
と、彼は少し照れた感じで呟いてくれた。
「や…、なんか、恥ずかしい…です」
わたしは本気で恥ずかしくなってしまう。
やはりわたしは変わったのだ…
彼に愛されて、いや、愛を実感してきているのだ…
そして間違いなく彼を…
愛している…
だからこそ…
過去の黒歴史を出来る事ならば消し去りたい…
そして絶対にバレたくはない…
