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ほしとたいようの診察室

第8章 入院生活は続く

……



コンコンコン。





「のんちゃん、入るね」



ノックと共に病室に入ってきたのは、今度こそ陽太先生だった。


わたしは、緊張している。

だって具合の悪い時にしか、陽太先生に会っていなかったから。




ドキドキして手が震えそうになって、膝にかけていた布団をぎゅっと握って俯いた。



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