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ほしとたいようの診察室

第7章 回想、主治医の苦悩





満面の笑みを浮かべて、のんちゃんは俺のことを見ていた。
その大きい瞳は、いまかいまかと、俺の言葉を待っている。

尻尾が生えてたら、ぶんぶんと振ってそうだなと思って、少し笑ってしまった。




聴診器をしまって、血圧計と酸素パネルを外す。








「よし、のんちゃん。お外行こうか」




のんちゃんの目を見て告げると。





「やったー!!!!」







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