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ほしとたいようの診察室

第7章 回想、主治医の苦悩


……




のんちゃんの胸に、聴診器を当てる。



「ん。大丈夫そう」



いつもより、ドキドキした胸の音が聞こえてくるのは気のせいではない。

喘鳴は聞こえない。今日はすこぶる調子が良い。




「血圧と……サチュレーションも大丈夫だね」











血圧は、なんかいつもより若干高いけど、それもそのはず。




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