テキストサイズ

ほしとたいようの診察室

第7章 回想、主治医の苦悩




「のんちゃん、はやくげんきになりたい。おそとでいっぱいあそびたい」



「そうだね。もう少し頑張ったら、お外行こうね」



のんちゃんは、俺に小指をせがんだ。



「ゆびきりげんまん」




どこで覚えたのか、そう言いながらしっかりと俺の小指を握ったのだった。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ