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ほしとたいようの診察室

第7章 回想、主治医の苦悩



沈みかけた思考を、ゆっくりと掬いあげるように、ひとつだけの事実に辿り着く。







俺は、腐っても医師なのだ。







ここで、のんちゃんにかけてあげられる言葉は、何が正解かわからないけれど。

その事実が、のんちゃんに言葉を渡す、背中を押した。




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