テキストサイズ

ほしとたいようの診察室

第7章 回想、主治医の苦悩


優先生の腕の中、のんちゃんの表情が、きゅっと変わる。
唇を真一文字に結んで……意を決したようだった。





「……ちっくん、がんばる」







なんとか泣くのを堪えて、涙が目に溜まっていた。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ