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ほしとたいようの診察室

第7章 回想、主治医の苦悩



ほっとする蒼音くんと対照に、顔を強張らせるのんちゃん。


絆創膏をつけてもらい、腕を押さえながらのんちゃんに尋ねる。



「……のんちゃん、頑張れるかな?」


のんちゃんは、俯いていた。
なんでもない風に、みんながのんちゃんの返事を待つ。







……今日は、だめかな……。







そう思ったときだった。



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