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ほしとたいようの診察室

第7章 回想、主治医の苦悩




採血会場は、のんちゃんの病室。






「じゃあ、まず陽太先生から頑張るよ。見ててね〜」



言いながら、白衣を脱いでスクラブの袖を少し持ち上げる。


蒼音くんが俺の両腕を見ながら、血管を探す。











先日、蒼音くんに練習を持ちかけたのは、このためだった。




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