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出会い系サイトのレイプマン

第1章 レイプマン登場

海野健太はズボンのポケットから、小型のCB無線機を取り出した。どうやらCB無線機で、仲間と連絡を取ろうとしているようだ。 CB無線機とは簡単な話、免許のいらない性能アップされた、
スマートフォンのような存在である。電波の届く範囲は数キロであり、サバイバルゲームのマニアは、よく愛用している。森林では携帯電話の電波は届かないことがあるが、CB無線機は至近距離なら十分に届く性能を持っている。黒田明と海野健太、この2人は社会問題にもなっている、主婦の闇金融。必然的に携帯電話は短期使い捨てになる。彼らにとって、出会い系サイトは、携帯電話1台で遊べる都合のいい存在だったのである。
千葉県市原市で、多数発生するレイプ事件。市原警察署は犯人を検挙出来ないでいた。被害女性を鑑識で調べると、外陰部から毎回同じ3人のDNAが、検出される。しかし被害女性の証言では、2人の男性に乱暴されたと言うのである。一番の問題は、密室に連れ込まれる前に、被害女性が意識を失っていること。

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