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御神体として祭られている、直径30センチもある男根を見て、黒田明もビックリしたようだ、どうやらここにも、いないようだ、本堂の中は御神体の入っている木箱のみで何もなかった。黒田明はペンシル型ライトで照すのをやめて、本堂の引戸を閉めてしまった。やった、見つからなかった、これで大丈夫かな？田中理沙は木箱の裏で一安心をしていた。しかし、黒田明が引戸を閉めた、次の瞬間だった。御神体の入っている木箱の上から、ドングリが落ちてきた。田中理沙が本堂の中に入り、さらに黒田明が引戸を開けたせいだった。木箱の上にいたネズミが緊張をして、ドングリをネズミが足で蹴飛ばしてしまったのだ。本堂の天井に隠れすんでいた、ネズミが本堂の床に出て来てしまった。ん、なにか、物音がするな？、黒田明は本堂の中で騒がしい音がしたので。再び引戸を開けてた。ペンシル型ライトで、床を照らしたら、1匹のネズミがいるではないか？なんだ、ネズミか？高滝神社の本堂に、ネズミが1匹ぐらいいても不思議ではない、黒田明はまた、引戸を閉めてしまった。