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雑貨屋、林家商店のある十字路の先には、バイパス道路が通っているのが発見出来た。高滝神社は、バイパス道路よりも、高台にあったので、深夜のメジロライン(バイパス道路)を車が走行しているのが見えたのだ。外灯の明かりが見えるわ、あのバイパス道路は、かなり道幅があるようだ、バイパス道路に一定間隔で、設置されている外灯を見つけて、田中理沙は心強くなった。あのバイパス道路まで、たどり着けばきっと親切でまともな人間がいるに、違いないと考えていた。頼んで車に載せてもらおう。黒田明に発見されないように、杉林を歩いて行けばいいんだと考えた、もう、高滝神社の天辺の裏側にいる必要がなくなった。田中理沙は高滝神社から降りようとした。田中理沙が高滝神社にいる頃、黒田明は、高滝公民館に上がって、田中理沙を探していた。台所のある部屋で、さっき開かなかった、裏口ドアが開いていた。なんだ、さっきは鍵が掛かっていたぞ、
黒田明は、ニヤリと笑った。なんだ、あの女は、ここにいたのか。