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出会い系サイトのレイプマン

第1章 レイプマン登場

高滝公民館の玄関の、鍵は掛けられていた。辺りを見回すとゴミも落ちていないし、人が定期的に管理をしている雰囲気がした。黒田明に追われていても、目の前に居る訳ではないからあわてることもなかった。田中理沙は普段は、都市銀行の社員だった。就活で採用されるだけのことはあって、頭も使ったしハングリー精神もあった。何かあるなと頭の中で、電気信号が走った。公民館の鍵を掛けた後に考えることは、管理の問題である。自分の自宅ではなくて、公民館の鍵は共有資産の鍵でもある。近くにあると考えた方が自然な頭脳だろう、高滝公民館は、林家商店の2件隣で、林家商店はどうやら地元の土地を持っている、田舎の資産家であろう、消去法て行くと、エアコンの室外機の下なんかは、隠してある可能性が高い、雨で流されないし、わざわざ盗む奴なんて居ないだろう。田中理沙の推理どうり玄関の鍵は2台ある室外機のうちの1台に隠されていた。高滝公民館の鍵を、開けることに成功した田中理沙は再び調査の開始をした。

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