
副業は魔法少女ッ!
第1章 アルバイトで魔法少女になれるご時世
ピシィィッッ……
「あ"あ"あ"ッッッ……!!」
感覚を否定したくなるほどの激痛が、なずなの尊厳までおびやかし出す。
中高生の頃は勉強の、今は生活の面倒を見させているすぐるに、なずなが従わない理由がない。意見するつもりはなくても、条件反射は抑えられない。
ペチン!!ひゅっ……ベシッ!!ピシィィィッッ!!
「痛っ……い"だ"ぃ"っ……ああああぁぁぁっっ……や"っぁ"!……」
「五月蝿い!!反省するよう教育してやっているのに、謝罪もまともに出来ないのか!!」
ひゅん……
ペチンッ!ペチィィッッ!
「ぁぐっ」
なずなの臀部を踏んだすぐるの足先が、ぷにぷにと肉をもてあそぶ。その割れ目を竹棒がつつく。すぐるがなずなのパンティを下ろして、小指の先も入らないはずの肛門に、竹棒の先を抉じ入れていく。
「ごめんなさいっ!許して!お尻はいや……怖いよぉっ、すぐるく──…グァァァッ……っ」
ぐりぐりと浅瀬を攪拌していた異物は、小路からなずなを串刺しにした。実際は拳ほどの深さに沈んだだけだろうが、皺だらけの窪みがびりりと音を立てた気がして、腕を伏せる。
パシッ……ビシッ……
竹棒を挟んだ膨らみに、撹拌を止めたすぐるが平手を飛ばした。瘡蓋が剥がれて肉が裂けて、尻の割れ目からも生温かい液体が脚を伝っていく光景が、なずなの目に浮かぶようだ。
下着だけでなく、この先何十年も大切にしたかった洋服が汚れる──…途方もない喪失感が、なずなを襲う。
