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そして愛へ 「改訂版」

第1章 そして愛へ 「改訂版」

 わたし、進さんに優しく優しくゆっくりゆっくり丁寧に丁寧にクリトリスを舐めてもらっているあいだ、両手ともシーツをギュッと掴み首を振り胸をくねらせながら、すすり泣いていました。そして、
 「あぁ
  進さん
  あぁ
  気持ちいい」
 と、なんどもなんども言ってしまいました。
 セックスをするときに、気持ちよくて泣くなんて思ってもいませんでした。わたしエッチになってしまったと思って、恥ずかしかったです。進さんが、クリトリスを舐めてくれるのをやめて、優しく抱いてくれまして、
 「泣いちゃったね」
 「恥ずかしい」
 「泣いてしまうほど気持ちよくなれたんだもの。嬉しく
  ない?」
 「うん。嬉しい」
 「そんなに気持ちよくなれて、よかったね」
 「うん。でもね、わたし、泣こうと思ったんじゃないの 
  よ」
 「うん」
 「自分でも、びっくりしているの」
 「そうかもしれないね」
 「しらないうちに、泣いていたの。気持ちよくて泣くな
  んて。また恥ずかしくなってきたわ」
 「かおりさん。ほほがポッと赤くなって、可愛いくて、
  セクシーだよ」
 「恥ずかしい」
 「私のあれで、かおりさんのあそこの中を撫でるとき
  も、気持ちよくなれればいいね」
 「うん」
 「入らせてもらっても、いい?」
 「はい」

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