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そして愛へ 「改訂版」

第1章 そして愛へ 「改訂版」

 進さんは、優しく抱いていてくれまして、わたしが笑うような話をいっぱいしてくれるのです。わたしはもう、笑いっぱなしでした。進さんがからだを揺すって笑いますので、わたしのあそこのところに触れている進さんのあれも、揺れるのです。
 進さんは、窮屈じゃないのかなと思いました。わたしのあそこのところは柔らかいといっても、押さえられているのですから。わたし、クスッと笑ってしまいました。
 「なに、かおりさん」
 「ううん。窮屈そうだなって」
 「なにが?」
 「なにがって。進さんの…」
 「私のあれが?」
 「ええ」
 「じゃあ、かおりさん。納めさせてもらえる?」
 「いまは、まだイヤ」
 「いつなら、いいの?」
 「あとで」
 「あとで、どこに納めさせてもらえるの?」
 「進さん、エッチ」
 「じゃあ、きょうは納めないでおこうかな」
 「えーっ」
 「かおりさん。納めてほしいの?」
 「進さんのいじわる。もうしらない」
 「ごめん」
 「わたし、恥ずかしいんですよ」
 「なにが?」
 「セックスのことを言うのが」
 「そうでしょうね」

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