テキストサイズ

え、ちょっと待って、なんで私が勇者なの!?

第7章 ガシ国

投げ出された光邦は左手には化粧道具の入った袋、右手には金の剣を持って水の中へ。

ハジャモは、オイドが激しく動かしたパドルに反応し、獲物と捉えて襲ってきた。

どう見ても超巨大なチ○ポに見えるため、光邦は危険を顧みず、電灯に近寄る虫のごとくハジャモに接近していく。しかも、いつ脱いだのか、尻を丸出しにして……。

オイドが泳ぎながら、そんな光邦の腕を掴み、水面に向かって上昇していく。

「ブハッ……あんた頭がおかしいのか! わざわざ餌になりにいってどうするんじゃ!」

「いつも攻めるばかりだったから、たまには攻められたいのよぉ」光邦は恍惚な表情を浮かべ、吐息まじりで言った。

「あんた死が直前にきているというのに、よくそんな性欲がわき上がるもんだな」

「なんでそんなことわかるの?」

「さっきから膨張したそいつが、俺の足を突いてるんだ」

「だったら上に向けるわよ」

ハジャモの500分の1サイズのいきり立つそれが、潜望鏡のように水面に顔を出す。

「ほう、お主のピコンタケは変わった形をしておるんだな。まるでハジャモじゃ……て、喋ってる場合じゃないぞ!」と、オイドは、光邦のピコンタケを握りしめる。

「うおっ! ダメよ、男に握られたら私のジュニアがヘボを吐くっ!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ