
🕯️悪夢の神様🕯️
第24章 誘惑
くるみは泣きながら『ひどすぎます…』と、先輩の前に膝まずく…。
『酷い?――――そうかもね…酷いわよね?でも…貴方も同じことをしてきたじゃない?』
その言葉に、くるみは『え?』と、ゆっくり顔を上げた。
『――――お姉さん…だっけ?家族からも見放されて…約5年…引きこもっていたそうじゃない?そんなお姉さんに…久しぶりにあって…貴方―――…なんて言ったのか…覚えてないの?』
先輩の言葉に――――くるみは血の気が引き『ヒュッっ!』と、喉を鳴らした。
『せ…先輩――――?』
『“なんで…まだ、生きてるの?”だったかしら?』
その言葉に…ビジョンを見ていた私は『やめて!』と、手を伸ばした!
