
🕯️悪夢の神様🕯️
第19章 ダイバーの役割
プランBは、別々に追い込む作戦である!
どちらかが動けなくなった場合、単独で行動しつつ運転手に水をぶっかける――――と、言う…
これまた、原始的な方法だが…どちらかが標的を仕留められたのなら…OKって事である。
しかし、これに少々リスクがある…
それは――――チャンスは一回だけ…なのである。
花の入ったバケツを持って移動するが…一人で持てるバケツは1つだ!
しかも、水の量も少なく…ちょっとかかっただけだと「こんなのすぐに乾くから大丈夫」と、足止めにならない可能性もある。
更に最悪なのは…貴重な一回の水ぶっかけを…避けられる…と、言うリスクである。
しかも、自然に――――と、なると演技力も必要だ!
つ~か、俺じゃないだろ?その役?
と、言う目で岳さんを見るが…
岳さんが俺を睨む――――『お前しか運転手の顔知らないだろ!』と、口がパクパクと動いた!
――――ですよねぇ~…
