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🕯️悪夢の神様🕯️

第19章 ダイバーの役割


プランAの詳細は…


単純に運転手の足止めである!



岳さんにしては安直で小学生でも考え付くシンプルな足止めである。




「こう言うのが一番手っ取り早い」



だ…そうだが…。



ま…ぶっちゃけ――――俺も思い付いた作戦である。



俺と岳さんは裏口から出てくる運転手と顧問を待つ。


「あれ?花屋さん――――職員玄関じゃないですよ?業者は更に奥の体育館側の入り口を使ってください!あそこは、台車も通れるようにスロープがありますから」



職員玄関から入ろうとする俺たちを見かけた警備員に声をかけられた…!



「?あっ、そ~なんですか…すみません」


あと少しで待ち人来る――――…だったのに…


警備員に声をかけられた俺たちは二人が渋い顔をする。



「案内しましょうか?」



――――何ていい人なんだ!警備員さん!



「あっ、ありがとうございます――――…」


ど~すんだよ…


ここで断ったら不自然だよな?不審者だよな?



「ありがとうございます――――あ!皇輝君、車にまだあるからそれ持ってきて!俺は警備員さんに案内されて向かうから!」


――――へ?…


あっ、プランBに変更ってことか!?




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