
🕯️悪夢の神様🕯️
第17章 真実の悪意
仕事が終わり店を出ると、そこには…
すでに店の車はなく…
「お…置いていかれた?」
「美希さん事だから――――とっとと帰ったな…」
美希さんの性格的に…待つわけもなく…
歩いて来れたわけだし…俺と未來ちゃんは歩いて帰ることにした。
「じゃぁ、行こうか?」
「――――うん」
まだ、少し頬が膨らんでいる未來ちゃんの隣を歩く――――。
「///へへへ、未來ちゃん可愛いっす!」
「///は?――――可愛くないですから」
俺たちは表から裏に回り――――近道をすることにする…
と…店の裏口に差し掛かると…
さっき俺にベタベタ接触してきたキャバ嬢が裏口で誰かと話しているのを見かけた。
「これ――――…後は好きにして…」
「ありがとう……あっ…」
「あ…お疲れ様でした――――」
俺たちに気がついたキャバ嬢に挨拶をする。
「――――あ、貴方…たち…」
