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🕯️悪夢の神様🕯️

第17章 真実の悪意


俺たちも花の搬入のため店に入る――――と、すでにキャストやスタッフが今日の主役のために準備を始めていた!


テーブルの配置、シャンパンタワーの制作飾り付けやBGMの曲選びと…


バタバタと走り回っている。


すでにキャバ嬢も何人か出勤していて、客に電話をかけまくっていた。


1人の主人公のために…


ここまでするんだ――――と、感心してしまう。


しかも、搬入と設置している俺と岳さんにも「今日~飲みに来てくださいよぉ~」と、声をかけてくる。


こんなに、みんなに祝われる…No.1…キャバ嬢…気になる…。


気になる~…


「――――岳さん…出掛けるんですか?」

「ん?行くよ?美希さんと二人で」


――――二人でかい!


「俺も…No.1キャバ嬢みたいっす」


「100年早いんだよ」




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