
🕯️悪夢の神様🕯️
第2章 命の恩人!?
俺は、そのまま――――スタッフルームのソファに倒れこみ…瞳を閉じた。
「お、おい――――皇輝!?おい!」
「て、店員さん!?」
遠くで店長の声と未來ちゃんの声が聞こえるが――――もう、限界だ…。
やべぇなぁ――――ボクシングの試合後みたいじゃないか…
忘れかけてたなぁ…こんな…
疲労感――――が…あった事を…。
俺は、そのまま――――…寝てしまった。
その夜――――…
俺は、夢を見た――――…
見たことのない…
「――――――――……」
夢…
?
夢…見てた?
目を覚ますと――――…微妙に狭いスタッフルームの天井が視界に入ってきた。
「――――夢…?」
何度かまばたきをして…視点を合わせる…。
相変わらず視野が狭く…右側が機能していないと分かるが――――…
一時間もすると…脳がバグを起こすのか…視野が正常に感じてくる…。
脳が右側の記憶を視界に倒影するのだ…だから見えていなくても、“多分これがある”と勘違い風景が広がり、両目が見えているかのような視野が広がる。
――――てな、事を考えながら…ゆっくり体を起こす…と――――…、
体に重みを感じ――――ふと、横を見る…
「――――え?――――///未來…ちゃ…ん?」
微妙に狭いスタッフルーム…
俺の体に覆い被さる様に寝ているのは…///黒髪ロング前髪パッツン美少女…
「///マイ…ラブハニー…未來…ちゃん」
